公募(事業)

本年度の公募は終了しました。

事業の趣旨

スポーツ実施率向上により、国民全体で「スポーツ」に親しみ、「スポーツ」に参画することの習慣づくりを広げていくことは、単に個々人がその恩恵に浴するのみならず、国民全体の健康寿命の延伸に寄与するという社会的な便益をもたらすものとして、今日強く期待されている。そのような中、スポーツ庁では「第2期スポーツ基本計画」(平成29年3月、文部科学省策定)において、成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度まで引き上げるという目標を掲げており、目標の達成には更なる取組が必要である。

また、平成30年9月に策定した「スポーツ実施率向上のための行動計画」(以下「行動計画」という。)では、2021年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会は、国民がスポーツに親しむ機運をより一層高める絶好の機会であるとし、更に、スポーツ実施率向上の打ち手となる施策を実施するためには、政府はもちろんのこと、地方自治体、産業界等を含む様々な主体が分野を超えて連携して、点から面の活動として取り組んで行く必要があるとしている。

本事業ではスポーツ参画人口の拡大に向けて、Sport in Lifeコンソーシアム加盟団体が連携・協働して実施する取組を後押しするとともに、先進事例を形成することにより、全国各地にスポーツ参画人口の拡大に向けた取組を展開するためのモデルを創出することを目指す。

※Sport in Lifeとは、一人でも多くの方がスポーツに親しむ社会の実現を目的としてスポーツ庁が目指す、生活の中に自然とスポーツが取り込まれている姿。

事業の内容

新たな週1回以上のスポーツ実施者の獲得およびスポーツ実施機会の増加を目的として、国民のスポーツの実施を妨げている要因の解決に向けた新たな実証実験を実施する。
受託者は本事業の目的達成に向けて、以下の(1)~(4)の内容を実施する。

実証実験の実施

実証実験のテーマは以下の中から選択して実施する。

  1. 子供(主に未就学児~小学校低学年)のスポーツ実施を妨げている要因の解決に向けた実証実験
  2. 中高生のスポーツ実施を妨げている要因の解決に向けた実証実験
  3. ビジネスパーソンのスポーツ実施を妨げている要因の解決に向けた実証実験
  4. 女性(特に10代~20代)のスポーツ実施を妨げている要因の解決に向けた実証実験
  5. コロナ禍においてスポーツ実施を妨げている要因の解決に向けた実証実験
効果の検証

本事業を通じて構築された取組モデルの横展開に向けて、本事業から得られた取組効果や取組実施によるスポーツ実施者の増加効果を検証する。

実施状況の情報発信

スポーツ実施者の増加に向けた社会的機運の醸成や取組の横展開を図るため、実施する事業の内容や具体的な取組状況についてSNSをはじめとしたメディアを活用し情報発信する。

事業成果の報告

本事業の成果について報告を行う。

採択団体について

令和3年度Sport in Life 推進プロジェクト
(スポーツ実施を阻害する課題解決のための実証実験)
採択決定団体一覧

  • 株式会社アシックス
  • 特定非営利活動法人沖永良部スポーツクラブ・ELOVE
  • 株式会社ココカラファイングループ
  • スポーツデータバンク株式会社
  • 株式会社第一興商
  • 株式会社つくばウエルネスリサーチ
  • 株式会社ティップネス
  • 日本コンベンションサービス株式会社
  • 公益財団法人枚方市スポーツ協会
  • 公益財団法人横浜YMCA
  • 吉本興業株式会社

採択団体の詳細および事業概要は下記をご参照ください。
採択団体一覧表【PDF】

採択団体の最終報告について

採択団体の最終報告は下記の通りです。(2022年3月25日時点)

3月1日(火)に実施いたしました最終報告会のアーカイブはこちらからご覧いただけます。

▶令和3年度Sport in Lifeプロジェクト「スポーツ参画人口拡大に向けた取り組みモデル創出事業
(スポーツ実施を阻害する課題解決のための実証実験) 最終報告会」
https://youtu.be/4agriBCtHoE