一問一答Q&A集「なぜ、運動やスポーツをしなくちゃいけないの?」ほか ~若い女性は「スポーツ」に対して消極的?!~

    • コラム

日本では、高校進学に伴い、スポーツから離れる生徒が多いと言われており、特に10代から40代の女性のスポーツ実施率が低いのが実情です。
 
スポーツをしない多くの理由は「面倒くさい」「忙しいから」「特に理由はない」といったもの。
 
この年代の人たちは中高年期に比べて「健康」と「運動・スポーツ」が結びつかず、「まだ若いし健康だから大丈夫」、「体力に自信がなくなってから始めても間に合う」と思っている方も多いかもしれません。
 
しかし、この年代の運動経験不足はその後のライフステージにおけるスポーツ習慣に影響を及ぼすだけでなく、健康問題を生じさせる可能性があることをご存知ですか?
 
今回、スポーツへの意識がちょっとでも変わって欲しいと思い、皆さんの抱えている疑問をQ&A方式でご紹介してみました。

Q.なぜ運動やスポーツをしなくちゃいけないの?

A. 日本ではおよそ8割の人が運動不足を自覚していますが、2011年9月に発刊された医学雑誌「THE LANCET」 では、2007年の日本において喫煙や高血圧に続き運動不足が原因で約5万人が死亡しているという報告が記載されています。
自発的に楽しくスポーツをする事が、皆さんご自身の健康の維持・増進に寄与できると考えています。

また、国民医療費が43兆円にも達する中、日々の健康増進や疾病予防につながると言われている「スポーツ」の実施が、医療費の抑制に貢献できる可能性を秘めています。

運動やスポーツをして活き活きと健康でいることは、個人のためだけでなく、社会へ貢献することでもあります。

2007年の我が国における危険因子に関連する非感染症疾病と外因による死亡率
THE LANCET 日本特集号(2011年9月)日本:国民皆保険達成から50年「なぜ日本国民は健康なのか」より作成

同記事は、スポーツ庁Web広報マガジン「DEPORTARE(デポルターレ)」に掲載されたものを編集・紹介したものです。
記事の続き、詳細は下記「続きをみる」のリンクから閲覧いただけます。

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