神奈川県藤沢市における市民全体の身体活動促進プロジェクト「ふじさわプラス・テン」 神奈川県藤沢市の取組
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神奈川県藤沢市における市民全体の身体活動促進プロジェクト「ふじさわプラス・テン」 神奈川県藤沢市の取組
本プロジェクトは、チラシやリーフレットの配布、ホームページの活用といった情報提供や、講座・イベントの実施といった教育機会の創出、オリジナル運動プログラムの制作・周知や講習会の開催、運動グループの開始・継続支援といったコミュニティ形成促進策を通じて、多角的に働きかける手法を用いた。
これらの取り組みは2013年、2015年、2018年の計3回、それぞれ市民3,000人を対象に評価が行われた。プロジェクト開始から2年後の評価では、身体活動量の増加は認められず、2015年より市民が主体となり生活圏で実施する運動・スポーツの基盤づくりと普及のための仕組みづくりに力点を置いて取り組みを進めてきた。その結果、5年後に主要ターゲットと位置付けた高齢者の身体活動時間が、20~64歳の就労世代と比較して有意に増加した(Saito他.2021)