古郡建設株式会社

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自社トレーニングジム完備やイベントの開催で運動機会の創出

自社トレーニングジム完備やイベントの開催で運動機会の創出

第4回「Sport in Lifeアワード」受賞団体の取組みを紹介!
①取組の経緯

●健康経営推進とスポーツを絡めたSDGsへの貢献
弊社は昔から健康意識が高く、運動促進に関しては40年ほど前から自社にトレーニングジムを完備、グループ会社でゴルフ場の経営をしていた。近年では健康経営優良法人の認定取得や更なる運動機会創出など、スタッフが健康でイキイキと働ける会社づくりを行っている。

2021年にはトレーニングジムをお洒落なブルックリン風にリニューアル。トレーニングジムの利用促進のためボクササイズやズンバのレッスンなど、ダイエット企画と連動したイベントを多く開催している。また、フットサル大会、ゴルフコンペに加え、今年度はスタッフ全員参加の大運動会を開催した。

また、官民連携で一般参加も可能な「Plogging」(プロギング)イベントを2021年より年3回開催している。Plogging とはスウェーデン発祥のゴミ拾いとジョギングをかけあわせたエクササイズで、ゴミを拾う時にしゃがむことにより、通常のランニングの1.2倍のフィットネス効果があると言われている。走って健康、拾ってエコ、笑顔で交流しながら環境問題を解決に導くSDGsな一石三鳥の活動である。


②事業の概要と特徴

スポーツ実施増加のきっかけとなるイベントなどの企画

自社トレーニングジムの完備や、イベントなどを定期的に開催することで、スタッフが体を動かす意識に繋がっている。スポーツイベントなどの企画は、全世代でも参加しやすいような工夫をしている。例えば、大運動会ではシニアスタッフも競技に参加しやすい種目(障害物競走や玉入れなど)を入れるなどした結果、終了後のアンケートでは「運動会がきっかけで動けるように運動するようになった」などの声もあった。

また、プロギングはスタッフのみならず一般参加もOKのイベントで、現在は100名を超える参加規模となり、参加ハードルを下げる工夫として、3kmのウォーキングコース、4kmのゆるジョグコース(ゆっくり走ったり、歩いたり)、5~6kmのがちジョグコース(しっかり走る)の3つを用意。子どもからお年寄りまで参加しやすいようにしている。


③取組によってスポーツ人口の拡大が期待されるポイント

運動に関する意識や行動に変化

様々な活動の結果、スタッフの運動に関する意識や行動に変化が出ており、アンケート結果では下記のように変化が起きている。
「運動・スポーツをまったく実施していない。」24.3% →16.5%に減少
「週1回以上、運動・スポーツをしたいという意識を持つようになった。」13.7% →37.3%に増大
「運動・スポーツを実施したいという意思は持っていない」16.4% →6.8%に減少

また、プロギングはもともと自社単独で始めた取り組みであるが、活動を継続的に行い、ホームページやSNSで発信・PRしたことで、共感を呼び、現在では埼玉県や深谷市などと官民連携・地域連携のイベント開催や、プロギングを始めたい企業や自治体へのサポートなどに至るなど、取り組みが広がりをみせている。そして継続性などが評価され、2023年2月には埼玉県の環境大賞(優秀賞)とリバサポアワードと2つの賞を受賞し、この取り組みの認知拡大に繋がっている。

【今後】

スポーツに関する意識の変化から行動に繋がることが自社の活動を通じて実現でき始めたので、今後も様々な活動を継続するとともに、アップデートしながら参加者が楽しめるように活動していきます。そして自社のみならず、社外にも目を向けた官民連携の取り組みを通じて、スポーツ実施率の向上に取り組んでいきます。

古郡建設株式会社

埼玉県深谷市

公式サイト

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