日本ウェブサービス株式会社
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スポーツイベントの開催を通じて、活気ある組織作りと健康経営を推進
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スポーツイベントの開催を通じて、活気ある組織作りと健康経営を推進
プロジェクト概要
働き方改革や健康経営の推進が求められる今後の日本においてIT業界の良き模範となれるよう、当社ではさまざまな福利厚生の導入と社員参加型イベントを企画しています。スポーツ活動をきっかけに社員同士のコミュニケーション活性化を図るとともに、未来の可能性を創造する革新的な企業であり続けたいと考えています。
活動内容
福利厚生のサークル活動支援を利用してフットサルやゴルフイベントの開催などを社員が自主的に企画・推進を行っており、会社は費用を負担し活動を支援しています。
キャリア採用に力を入れている当社では入社後の在籍年数の分布が広がっており、社員間のコミュニティ形成を促進して社歴に関係なく働きやすい組織風土を醸成する狙いがあります。
サークル活動の支援を開始してから開催頻度は徐々に増加しており、全国の支店で毎月開催されています。導入以降好調であることから開催ペースを促進する制度の見直しも行い、今後の活動ボリュームの増加に期待しています。
2024年4月には、社員間のコミュニケーション活性化と健康増進の場として「J-SOCIETY FOOTBALL PARK 多摩(東京都)」を終日貸し切り、念願であった全国の支社全社員参加の大運動会を開催しました。綱引きや〇×クイズ、ドッジボールなど年齢・性別を問わないさまざまな種目を行いましたが、最も盛り上がった競技は全国対抗リレー。勝利チームが盛り上がる一方で、負けたチームはくやしさをばねに次回の開催時に向けて体力づくりを表明するなど、大盛況に終わりました。成果と効果
2024年度ストレスチェックにおける「上司の支援」は7.91(前年7.81)のスコアとなり、全国平均7.50を大きく上回る結果となりました。「同僚の支援」のスコアは7.44(前年7.35)となり、サークル規程の導入や大運動会の開催以降はスコアが年々上昇、改善傾向にあります。社員の意識が上司と部下の関係だけではなく、同僚同士のつながりを実感できてきた結果ととらえています。
課題と対策
当社は全国に支店があり、また事業遂行にあたり2~4名程度の小さなチームで活動することが多いことから、上司とのコミュニケーションは活発である一方でチームをまたいだ横のつながりが希薄になりがちでした。社員の孤立化を未然に防ぐため、スポーツを通じて立場や年齢・性別・役職の垣根を超え、チーム一丸となって明確な目的に向かって取り組むことで、ワークエンゲージメントの高い組織を目指していきます。
今後の展開
今後もサークルなどのスポーツ活動は継続して推進していきますが、取引先や異業種の企業ともスポーツを通じて交流できる機会も設けていきたいと思います。また各拠点の地域の方ともスポーツを通じて交流する機会をもち、地域活性化にも貢献していきたいです。スポーツはあらゆる垣根を超えて人々の縁をつなげる不思議な力を持っています。今後も当社は「Sports in Life」の精神で社会に貢献していく所存です。