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NPO法人クラブしっきーず

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『スポーツ×福祉の融合』が織りなす成長・回復型の地域支援事業

『スポーツ×福祉の融合』が織りなす成長・回復型の地域支援事業

『総合型地域スポーツクラブ』として2000年に発足。活動内容は、スポーツやレクリエーション・文化活動などを通じた市民交流。2020年から、コロナ禍でも出来る取り組みとして、小学校体育館や屋外開放空間(寺・神社等)や町内会館を会場に、世代や障がいの有無を問わず誰でも参加できる居場所を開き続けています。

活動内容

【事業の目的】
コロナ禍における自粛生活の影響により、子どもから高齢者まで幅広い世代で、社会からの孤立・孤独に悩む人々が増加した。平成・令和へと時代が移り行くなかで、人間関係が希薄化したことが原因の1つであると考え、地域での顔見知りを増やし、元気な挨拶の声が響く志木のまちにすることを目的に、世代や障がいの有無を超えてどなたでも立ち寄れる場を、現在に至るまで開き続けています。
【実施方法】
①小学校体育館を会場とした多世代参加型(7歳~90歳代)の体力づくり事業 
②屋外開放空間(お寺・神社・河川敷・公園等)・町内会館を会場とした地域サロン・放課後の居場所づくり事業 
【参加者数】令和3年度:2,736人/令和4年度:2,557人
【参加費】500円/人またはお気持ち料募金

放課後の居場所in行屋稲荷神社
ユニバーサルスポーツフェスティバル

成果と効果

【成果】多世代参加型の事業を、「日常的に開き続けた」ことにより、事業の運営を若い世代(小学生~大学生・保護者を含めた働き世代など)が担うようになりました。また、町内会や地域住民と協力して実施することにより、当クラブの活動趣旨(スポーツを通じた支え合いのまちづくり)を理解して頂き、クラブサポーターが増え続けています。
【数値】例年のクラブサポーター数10件程⇒2023年度クラブサポーター75件

行政主催事業に”こどもスタッフ”が参加
ユニスポでは参加者全員がスタッフを兼ねた

課題と対策

長年プログラム現場をリードしてきた当法人理事長の増田が脳梗塞を発症し、半年間の入院を余儀なくされた。不在の間は、シニア会員や子ども会員・保護者世代が自分のできることを少しずつ出し合い、理事長不在を乗り切りました。理事長の退院後(後遺症として片麻痺が残った)は、小学生が理事長の車いすを押してプログラム会場まで送るなど、クラブとして長年大切にしてきた『世代や障がいの有無を問わず、どなたでも参加できるクラブ』を体現しました。

代表の代わりに5年生が主体的にリード
クラブメンバー(緑)皆で講師を務めた

今後の展開

外国にルーツを持つ方も不登校児童も「世代や障がいの有無を問わず、地域にくらす全てのひとが気軽に参加できる居場所」を創り続けたいです。また、クラブプログラムに参加する中で、一人ひとりがそれぞれの役割を担い、小さな成功体験を積み重ねることを大切にし、自己肯定感や有用感を高めていく。困りごとを”相談”に訪れたひとが”参加”するなかで”地域づくり”を担う「回復・成長型の居場所」を創り続けます!

みんな一緒に町内会盆踊りに参加
様々な悩みを抱える児童生徒がリードしている

NPO法人クラブしっきーず

公式サイト

公式インスタグラム

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